串カツ田中とインフォマート 飲食店省人化支援アプリをリリース

串カツ田中ホールディングスとインフォマートは2022年11月4日、2社の合弁会社Restartzから、飲食店舗運営の省人化を支援する店舗オペレーション管理アプリ「V-Manage」をリリースしたと発表した。人手不足や人件費高騰などに苦しむ飲食店舗の運営を効率化と飲食業界の働き方改革の実現につなげる。2023年中に全国に70社、1100店舗の導入を目指す。

飲食店厨房イメージ

「V-Manage」は店舗運営課題のワンストップでの解決を目指したサービスで、開店から閉店まで行う業務工程を可視化し、無駄のない店舗運営を実現する。店舗はタイムスケジュールやチェックシート、引き継ぎなど従来紙やエクセルで管理していたタスク・チェック事項をデジタル化することで、ルーチン業務の把握と実施漏れを防止。エリアマネージャーは担当店舗のタスクや業務指示をデジタル化してアプリで管理でき、本部は店舗運営の状況把握ができるほか、日々の指示や臨時対応をアプリ内で全店舗に共有できる。

社員教育マニュアルのアプリ内管理も可能で、アルバイト・パート社員の教育体制の強化と、省人化しながら複数の飲食店管理が可能な体制を構築できる。アプリ開発に当たっては串カツ田中の店舗運営ノウハウ等を活用、同社実店舗での実証実験も行っている。