ecommit 環境先進都市を目指す亀岡市と連携協定締結

環境ベンチャーのecommit(鹿児島県薩摩川内市、月刊事業構想2022年7月号参照)は2022年8月17日、「世界に誇れる環境先進都市」の実現を目指す京都府亀岡市と「かめおか未来づくり環境パートナーシップ連携協定」を締結したと発表した。

亀岡市は、プラスチック製レジ袋の提供の禁止など、プラスチックごみゼロに向けた様々な取り組みをこれまで実施し、使い捨てという考え方からの意識改革を進めてきた。ecommitは資源循環の仕組みづくりに強みがあり、今回は特にリユース(再利用)の推進ノウハウを活かし、亀岡市とともに環境先進都市の実現を目指して協働していく。協定に先駆けて、ecommitと亀岡市は2022年5月29日開催の「かめおか環境デー」においてリユース品の試験回収を実施しているが、短期間の告知にも関わらず40組以上が来場し、586.2kgのリユース品の回収に成功した。

ecommitは、モノを循環させるためのインフラを構築・提供する循環ベンチャー。回収管理システムを駆使した全国対応型の回収物流ネットワークと、それらの経済的価値を最大限に生かす選別ノウハウと販売ネットワーク、排出からリユース・リサイクルまでの過程を追跡しデータ化するシステムを強みとしている。同社はごみの減量化やリユース促進に関する自治体との連携だけではなく、様々な業種の企業とのアライアンスを強化しており、直近では、伊藤忠商事との業務提携によって、日本市場における繊維製品の回収サービス「Wear to Fashion(ウェア・トゥ・ファッション)」を展開している。

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亀岡市長 桂川孝裕氏(左から3番目)、ecommit代表取締役CEO 川野輝之氏(左から4番目)

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