住友生、ユカイ工学、モシーモほか 子育てサービス実装へ取組を開始

住友生命保険相互(住友生命)は、ユカイ工学、モシーモ、三菱総合研究所(三菱総研)と、妊娠期から産後3カ月までの世帯を中心とした子育て応援サービスの実装に向けた取り組みを始動した。2022年2月22日に発表した。また、協業先のユカイ工学との連携を強化すべく、CVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」からの出資を決定した。

今回のサービスでは、ユカイ工学が販売するコミュニケーションロボットBOCCO emo(ボッコ・エモ)、および搭載している音声UIを活用する。BOCCO emoは、様々な情報を届け、家族の一員として振る舞う、感情表現豊かな家族をつなぐコミュニケーションロボットだ。このロボットは、音声メッセージの送受信やリマインド機能、天気情報の配信、ハンズフリー対話、人が近くにいるかのセンシング機能を持つ。

BOCCO emoの活用により、子育ての孤独感や不安感を軽減することや、夫婦間のコミュニケーション向上の効果を期待している。まずは、出産前後の子育て世帯にサービスを体験してもらい、効果等の検証を行う。実証実験の実施は2022年8月頃に予定している。

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