リーガルテックサービスのGVA TECH 第三者割当増資で8億円を調達
リーガルテックサービスの開発・運営を行うGVA TECH(東京都渋谷区)は2023年7月21日、DBJキャピタルなどから第三者割当増資を実施し、約8億円の資金調達を完了したと発表した。法務DXを実現する「GVA」シリーズの機能強化やマーケティング活動、人材採用を強化する。今回の資金調達により、累計調達額は約20億円となった。
GVA TECHは2017年の設立で、法務管理クラウド「GVA manage」およびAI契約書レビュー支援クラウド「GVA assist」、オンライン商業登記支援サービス「GVA 法人登記」などの提供を通じて、企業の法務案件管理・契約書レビュー業務・登記業務の効率化を支援している。
主力の「GVA manage」は、契約書の作成・レビューや法律相談などの法務案件を一元管理するクラウドサービス。専用アカウントは不要で、メールやチャットツールに返答するだけで、法務と事業部間の質疑などのメッセージや契約書などの添付ファイルをクラウド上に集約できる。法務部は集約されたデータを検索でき、過去案件の調査に掛ける時間を大幅に削減できる。