沖縄電、つばめBHB、川重 アンモニア地産地消調査事業に採択

沖縄電力、つばめBHB(月刊事業構想2022年3月号参照)、川崎重工業は、内閣府沖縄総合事務局が公募する「令和4年度沖縄型クリーンエネルギー導入促進調査事業」に応募し、「沖縄地域におけるクリーン燃料アンモニア地産地消に関する調査事業」が採択された。2022年6月21日に発表した。

沖縄地域の火力電源においてCO2排出量削減が課題となる中、石炭火力発電所におけるアンモニア混焼が脱炭素に向けた有効な手段として期待されている。今回の調査では、再生可能エネルギー由来電力を用いたアンモニア製造(地産)で再エネ利用に貢献しつつ、石炭火力発電所でアンモニアを混焼(地消)する、クリーン燃料アンモニア地産地消の実現可能性と事業採算性の調査を行う。

具体的には、(1)具志川火力発電所における地産地消アンモニア混焼可能性に関する調査、(2)地産アンモニア製造・供給に関する調査、(3)具志川火力発電所におけるアンモニア混焼改造に関する調査を行い、2022年度中に調査結果を取りまとめる予定だ。eco_green