東京海上日動、JEPLAN 資源循環の新サービスへ資本業務提携
東京海上日動火災保険とJEPLANは、資源の循環を促す新しい保険商品・サービスの開発を目的とする資本業務提携契約を締結した。2022年8月24日に発表した。保険機能を活用した循環型経済(サーキュラーエコノミー)の促進を目指す。
損害保険会社には、事故に関する様々な情報が全国から集まってくる。東京海上日動ではこのような情報を活用して、従来は廃棄されていた事故にあった商品を、循環させるエコシステム構築することを目指している。一方、JEPLANは、独自のケミカルリサイクル技術(BRING Technology)を持ち、衣料品やペットボトルなどの回収・リサイクルプロジェクトの企画・運営を手掛ける企業だ。
資本業務提携により、これまで廃棄されていた資源を循環させるという選択肢を提案し、気候変動問題の解決に貢献することを目指す。具体的には、従来は廃棄されていた事故にあった繊維製品やペットボトル飲料商品について、リサイクルする際の費用や回収物流費用などを補償する保険商品を開発・展開する。資源循環の資金確保に保険を活用し、同時に回収物流網の構築を進めていく。また、事故にあったペットボトル飲料の回収と新しいペットボトルへの循環などで実証実験を実施する。
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