コーセー オープンイノベーションの協業先企業を6つのテーマで募集

コーセーは2022年9月16日、同社グループの持つアセットと、社外から提供される様々なアイデアや技術を組み合わせることで新たな価値創造を目指すオープンイノベーションの一環として、9月16日より10月31日まで、同社が予め設定した6つのテーマについて、協業先となるパートナーを募集すると発表した。

同社は、中長期戦略「VISION 2026」のもと、新たな事業領域への拡大にむけ、外部のリソースや技術との連携による、独自の価値創造に取り組んでいる。過去2回のオープンイノベーションプログラムでは、幅広い分野において、コーセーの持つアセットとの組み合わせに対して多様な企業からの提案があり、いくつかの案件は継続検討を進めている。今回は同社で事業テーマを設定し、それに沿った社内の活用アセットを提示することで、マッチングの確度を高め、具体的かつ革新性のある提案の採択につなげるとともに、事業化のスピードアップを目指している。 

同社が設定する募集テーマは6つ。テーマ(1)は「ドラックストアにおける新たな顧客接点および販売手法の開発」で、ドラッグストア向けに、化粧品の自動販売機を活用した新たなサービス提供に向け、最適な仕様にカスタマイズできる自動販売機の製造および販売が可能な事業者を募集する。テーマ(2)は「工場用ネットスーパーシステムの構築」で、工場勤務社員のQOL向上に向け、新しい工場専用ネットスーパーシステムの構築を目指し、「社員別に安心して受け取れる」「生鮮品を自分で見て(あるいは見ているように)選べる」システムを開発可能な事業者を募集する。 

このほか、テーマ(3)は「感性を高める子ども向け教育事業」、テーマ(4)は「印象UPによる成婚率向上」、テーマ(5)は「富裕層/超富裕層に向けた新たな顧客サービスの開発」、テーマ(6)は「美容に特化した食べるスキンケアブランド開発」が設定されている。

ニュース3コーセー