NTTSportict、「ブカツ・サポート・コンソーシアム」に参画 施設管理DXで部活動の地域展開を支援
AIカメラを活用したアマチュアスポーツの映像配信やスポーツDX事業を手がける株式会社NTTSportictは2026年6月、「一般社団法人ブカツ・サポート・コンソーシアム」に一般会員として参画した。同コンソーシアムは、地方自治体が進める部活動の地域展開に対し、企業・団体が連携して人材・物資・財源の確保や運営・管理ノウハウの提供を行う組織。NTTSportictは「施設管理・学校施設の活用」の分野から、安心・安全で持続可能な部活動の地域展開を支援する。
NTTSportictが提供するのは、施設管理DXソリューション「マチスポ」だ。予約連動型のスマートロックを用いることで、施設予約からキャッシュレス決済、暗証番号の発行までをオンラインで一元化し、自治体や管理人の稼働を削減する。さらにカメラによる24時間の監視と自動録画によって、指導員の目が届かない死角や無人時間帯の安全を確保するとともに、不適切指導の抑止や有事の際の証跡管理にも対応する。撮影した映像は遠隔指導や振り返りにも活用でき、指導者不足の解消と子どもたちの競技力向上に役立てる狙いだ。
ブカツ・サポート・コンソーシアムは、スポーツデータバンク株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、日本郵政株式会社の3社が設立した。各社や会員企業がそれぞれの専門性を生かし、自治体の取り組みをサポートすることで、社会課題の解決・解消に継続的に貢献することを目的としている。NTTSportictはこのうち、施設管理と学校施設の活用という領域を担い、自社のソリューションをもって参画する形となる。
全国の学校では、部活動の地域連携・地域展開が進められている。一方で、受け皿となる地域クラブや指導者の確保、指導者の目が届かない時間帯の安全確保、学校開放に伴う自治体・管理人の施設管理や鍵管理の業務負担などが課題となっている。NTTSportictの参画は、こうした施設運営や安全面の負担を軽減する選択肢を現場に提供するものといえる。複数の企業がそれぞれの強みを持ち寄るコンソーシアムの枠組みの中で、施設管理という側面から部活動の地域展開を後押しする取り組みとして注目される。