研究リソースシェアのCo-LABO MAKER バイオジップコードと業務提携

研究リソースシェアリングプラットフォームを運営するCo-LABO MAKER(宮城県仙台市)は2022年12月6日、糖尿病治療薬を開発するバイオジップコードと業務提携したと発表した。バイオジップコードが保有する医療・ライフサイエンス領域の研究リソースをプラットフォーム上で公開し、同領域の研究開発に取り組む企業や研究機関への支援を強化する。 

Co-LABO MAKERは東北大発ベンチャーで、研究開発リソース(ラボ・設備・人材)のシェアリングプラットフォームサービス「Co-LABO MAKER(コラボメーカー)」を展開。これまでは化学・バイオ領域でのマッチングが主体だったが、バイオジップコードとの提携により、医療・ライフサイエンス領域における非臨床試験や受託研究、学術指導などのマッチングも可能になった。 

バイオジップコードは滋賀医科大学発ベンチャーで、糖尿病が治らない原因となっている異常な幹細胞をターゲットに、糖尿病の新たな診断薬や治療薬の開発を目指している。研究活動により集積された技術やノウハウを活かし、糖尿病や再生医療に関するアドバイザリー業務も展開。Co-LABO MAKER上で再生医療や動物実験に関する研究リソースを公開することで、医薬品や健康食品メーカー、研究機関などアドバイザリー業務の対象先とのマッチングを図る。

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Co-LABO MAKERの仕組み