博報堂 「メタバースビジネスアジェンダ策定プログラム」提供開始

博報堂は2023年7月7日、メタバースを活用して新規事業や既存事業の再編を検討するためのビジネスアジェンダ策定を支援する「メタバースビジネスアジェンダ策定プログラム」の提供を開始したと発表した。博報堂DYグループ独自の生活者視点、メタバース領域の実績、事業開発コンサルティングの知見を活かし、メタバースを活用した事業発想を支援する。

このプログラムは、博報堂と博報堂DYメディアパートナーズでXR領域のクリエイティブやソリューション開発を行う「HAKUHODO-XR」が提供。メタバース生活者意識調査やメタバース未来生活シナリオ「Metaverse as Possible Futures」などの各種レポートを活用しながら、HAKUHODO-XRのメンバーや多様なコンサルティング業務を手掛ける専門チームによるワークショップを通じ、メタバースを活用した事業開発の方針となる「メタバースビジネスアジェンダ」策定支援を行う。

ワークショップは全4回で、メタバースのビジネスへの影響や業種別動向レポートなどの最新情報のインプットから、業界におけるメタバースビジネス機会シナリオを踏まえたシーズの探求、バックキャスティングによるアクション発想、アジェンダ設定までを行う。 

総務省が発表したメタバース市場の予測(令和4年版 情報通信白書)では、メタバースの世界市場は2021年の4兆2640億円から、2030年には78兆8705億円まで拡大すると予想されている。関連する領域もメディアやエンタメにとどまらず、教育、小売りなど様々な領域に拡大している。

ニュース2_博報堂メタバース

プログラム全体像イメージ