駒ケ根市 途上国の母子保健テーマにフォーラム開催

長野県駒ケ根市は、2022年2月15日、外務省と共催で「第1回駒ヶ根フォーラム」を開催する。「開発途上国に対する母子保健の協力」をテーマに、ネパールで母子保健プロジェクトに取り組んできた、駒ヶ根市の市民団体「ネパール市民の会」や県看護大、国際協力機構(JICA)、外務省からパネリストが参加し、講演や討論をする。

駒ケ根市には、1979年からJICAの訓練所が置かれ、海外協力隊員に派遣前の訓練を実施して支援先へ送り出してきた。帰任後に駒ヶ根市に移住した隊員もおり、さまざまな草の根の国際交流の歴史がある。今回のフォーラムでテーマとなった母子保健も、ネパールにおいて安全な出産を支援する取組を看護大などと進めてきたものだ。今回のフォーラムでは、日本社会が蓄積してきた資源や技術、地域実践の経験を生かした国際協力が、開発途上国にどのような効果を与えるのか、などについて議論する。

フォーラムはオンラインとのハイブリッド開催で、参加は無料だが、2月8日までに事前申し込みが必要。詳細はこちら

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