留学生を資源リサイクル人材に育成 鹿児島県大崎町と北海道東川町
鹿児島県大崎町は2023年5月8日、北海道東川町と連携し、外国人留学生を資源リサイクル人材として育成する「リサイクル留学生プロジェクト」を開始すると発表した。5月15ニチイから第一期留学生を受け入れ、約3か月間にわたり2自治体で研修を行う。世界各地で直面する資源リサイクル問題に挑戦するグローバル人材の育成を目指す。
大崎町は焼却に頼らず徹底した分別による低コストのごみ処理方式「大崎システム」によって、資源リサイクル率14年日本一を実現。東川町は日本初で唯一の公立日本語学校を運営し、世界から留学生を受け入れている。これら2自治体の資源を活用しながら、慶應義塾大学SFC研究所の支援のもと、リサイクル留学生プロジェクトを実施する。
第一期はインドネシアから2名の留学生を受け入れる。東川町で日本語研修等を約2か月間実施した後、大崎町の「そおリサイクルセンター」等で1か月間のリサイクル研修を実施する。
リサイクル留学生プロジェクトの概要