モンテディオ山形の新スタジアム構想にエスコンが出資、2028年開業目指す

プロサッカークラブ「モンテディオ山形」を運営するモンテディオ山形(山形県山形市)は2026年6月19日、同15日に実施したエスコンとの共同記者会見の内容を発表した。エスコンが新スタジアム構想の推進主体であるモンテディオフットボールパークへの出資を決定したことを受けたもので、会見では2028年8月の開業を目指す新スタジアム構想「Rediscovery YAMAGATA」のビジョンが示された。


6月15日実施の共同記者会見の様子

同プロジェクトはモンテディオ山形、モンテディオフットボールパークが主体となって実施するもので、目的は天童市を中心にした山形県広域の活性化。「スポーツとビジネスが融合した地方創生」をコンセプトに、スタジアムを核とした地域ブランディング、交流人口の拡大、持続可能なまちづくりを実現し、新たな地方創生モデルを山形から発信することを目指す。具体的な内容としては、最新鋭の機能を備えた新スタジアムの建設と周辺エリアの回遊性向上、365日稼働する施設として地域住民や観光客が集う「山形の再発見」の場の創出、エスコングループのリソースを活用したクラブ経営基盤の構築の3点。新スタジアムは2026年3月に着工した。

記者会見には来賓も出席した。山形銀行頭取の佐藤英司氏は、地域の金融機関等と連携しながらスタジアムを核としたまちづくりに主体的に関わる考えを示し、地元の有志企業とともに「協議会」を立ち上げる準備を進めていることを明らかにした。山形県サッカー協会会長の桂木聖彦氏は、新スタジアムが子どもたちの「サッカーの聖地」となるとともに、スタジアム建設を模索する他のJリーグクラブのモデルケースになり得るとの期待を寄せた。

山形県と天童市は、新スタジアム建設を契機とした地域活性化プロジェクトにおいて、企業版ふるさと納税の寄附を受け付けている。