Morus 米フードテックアクセラレーターと共同プロジェクト開始

信州大学発のカイコの研究開発型スタートアップ、Morus(東京都品川区)は2024年3月1日、米フードテックアクセラレーターのKitchenTownと、日本のたんぱく原料企業としては初の共同プロジェクトを開始すると発表した。これにより、同社は米国市場へのマーケットインを目的とした製品開発に取り組み、グローバル展開を加速していく。

KitchenTownは、米国カリフォルニア州サン・マテオを拠点とした食品事業の包括的な支援企業で、フードテックスタートアップの市場調査、商品開発、小ロット生産、商業化支援等を展開している。米国政府機関であるFDA(米国食品医薬品局)に認定された食品開発施設を有しており、2014年以降、何百もの食品メーカーの開発事業に携わってきた。

Morusは、「低環境負荷な新時代のタンパク源と新たな食の選択肢を創出する」をビジョンに掲げ、カイコのバイオ原料の供給と研究開発を行うスタートアップ。同社は現在、グローバル展開を強化しており、2024年1月31日には栄養学領域で世界トップクラスであるイリノイ大学と共同研究を開始することも発表している。

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