MIKO JAPAN 国産キウイの生産農家育成プロジェクトを開始
MIKO JAPAN(東京都港区)は2023年6月26日、日本国内向けに開発されたキウイフルーツの育成と生産農家の育成を行う「MIKO JAPAN国産キウイプロジェクト」を開始したと発表した。同プロジェクトでは、国内生産に適した品種の提供や最新テクノロジー・ICT技術を駆使したスマート農業指導プログラムの開発により、栽培作業を標準化・マニュアル化することで、新規参入のハードル下げた。また、栽培後の販売支援サポート体制を構築し、生産者が安心して栽培に集中できる環境を整えた。
同プロジェクトの特徴は、「日本に適した品種の選定」、「最新テクノロジー技術による匠の技を標準化」、「販売代行による営業支援」の3つ。従来のキウイ栽培の剪定作業は熟練の技と勘に頼る場面が多く、未経験者には手を出しづらいものだったが、同社は新規参入ハードルを下げることで、キウイ産業全体の活性化を目指している。同プロジェクトはMIKO JAPAN、Orchard&Technology(香川県高松市)、生産農家の3者の協働によって実現するもので、プロジェクト第1号の生産地は関東最大規模8万平方メートルの敷地を要する「狭山ベリーランド」(埼玉県狭山市)となった。
MIKO JAPANは2014年設立。子どもから大人まで、安心安全に毎日おいしいキウイを食べてもらうことをモットーに、チリ産キウイの輸入販売や国産オリジナルキウイの生産・販売などを手がけている。