ユーグレナ、JTB、ORC バイオ燃料搭載フライトで離島振興で協業

ユーグレナ、オリエンタルエアブリッジ(以下、ORC)、JTBの3社は2022年7月14日、脱炭素社会の実現を目指し、離島振興を通じた持続可能な地域づくりに共同で取り組んでいくと発表した。第一弾として、ユーグレナの製造・販売するバイオジェット燃料「サステオ」を導入したORC航空機による五島福江島上空の遊覧飛行ツアーをJTBが企画、商品発売する。

今回発売される遊覧飛行ツアーは、持続可能な航空燃料を使用し、環境負荷削減に貢献するとともに、五島列島ジオパークを含む長崎県五島市の離島振興を目的としている。航空機に搭載される「サステオ」はユーグレナが製造・販売するバイオ燃料で、原料となる植物や藻類が成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。 

ツアー内容としては、①五島福江島上空を遊覧、②2022年8月開業予定の再生エネルギーを利用したホテル「五島リトリートray」に3連泊、③ユーグレナのコーポレートシェフ・鳥羽周作氏による昼食の提供、④五島の名産品である椿を利用したクラフトジンづくりに挑戦する五島つばき蒸溜所を開業前に見学、などが予定されている。

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ORC航空機