日本産米の海外展開加速 鈴木憲和農林水産大臣、フランスでトップセールス
農林水産省は2026年6月20日、鈴木憲和(すずき のりかず)農林水産大臣(第2次高市内閣)が前日の6月19日にフランスを訪問した結果概要を発表した。同大臣は現地の大手スーパーや寿司製造事業者、日本食材卸事業者と相次いで意見交換を行い、店内で使用される米を日本産米に切り替えるよう要請した。また、日本産農林水産物・食品のPRイベントにも出席し、輸出拡大に向けたトップセールスを展開した。
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今回の訪問でまず取り組んだのが、現地系大手スーパーのカルフールおよび日本食材卸事業者との意見交換だ。鈴木農林水産大臣は日本産米の試験的な販売に向けた課題をヒアリングしたうえで、同米の取り扱い導入を要請した。続いてフランスの寿司製造事業者とはオンライン形式で協議し、国内のスーパーで展開している寿司スタンド向けに使用する米を日本産米へ試験的に切り替える際の課題について意見を交わし、置き換えの実現を求めた。
さらに鈴木農林水産大臣は、現地系大手スーパーのモノプリを視察し、同店で進められている和牛の試験販売の状況を確認した。視察では消費者の反応を直接把握するとともに、店内で販売されているおにぎりへの日本産米導入に向けた課題を聴取した。あわせて、和牛をはじめとする日本産農林水産物・食品の取り扱い拡大についても要請を行っている。
訪問の締めくくりとして出席したのが、現地系大手スーパーで開催された日本産食品・日本産米のPRイベントだ。このイベントは、2026年1月の訪仏時のやり取りを受けて実現したもので、味噌や日本酒などのPR販売、日本産米の試食に加え、現地系大手スーパーおよび製造事業者の協力のもと日本産米を使用したドライカレーの試験販売も行われた。日本産米や日本産食品の魅力を現地消費者に幅広く発信する機会となった。