慶應とビズリーチ ディープテックスタートアップ創出へ連携協定

慶應義塾とビズリーチは2022年12月15日、慶應義塾大学発のディープテックスタートアップ創出を目指して連携協定を締結したと発表した。研究者と経営プロ人材のマッチングをはかる「慶應版 EIR(客員起業家)モデル」を構築、スタートアップの起業を支援する。本取り組みなどにより、慶應義塾は2026年までに300社のスタートアップ創出を目指す。 

EIR制度は、起業経験者や新規事業立ち上げ経験者などの経営プロ人材を、大企業の新規事業開発や、大学・研究機関のシーズを使った起業に活用する仕組みで、経済産業省が日本での制度普及を目指している。

「慶應版 EIRモデル」では、起業を目指す研究者と副業・兼業の客員起業家をビズリーチ上でマッチングすると共に、ビズリーチの人財活用プラットフォームを活用した客員起業家のデータベース化を実現。これにより、起業前フェーズから経営プロ人材に直接アプローチすることが可能となる。EIRは研究者に伴走しながら事業計画策定やマーケティング、ファイナンスなどを支援する。第1弾として、世界初となる光源技術の実用化を目指す物理情報工学科の牧英之教授が客員起業家を公募する。

ニュース②慶應ビズリーチ

連携協定式の模様