アサヒグループが清涼飲料事業でインド初進出、「カルピス」をフランチャイズ展開

アサヒグループホールディングスは2026年6月18日、インドに本社を置き清涼飲料の製造・配送・販売を手がけるVarun Beverages Limitedとフランチャイズ契約を締結し、インド国内で「カルピス」ブランドを展開すると発表した。アサヒグループがインドで清涼飲料事業に参入するのは初めて。

2026年後半以降、希釈せずそのまま飲めるストレートタイプの商品「CALPIS」を、オリジナルとマンゴー風味の2種類で発売する。今回の契約では、アサヒグループホールディングスが商品開発・製造技術支援を、同社が設立した現地法人がマーケティング・ブランド管理を担い、Varun Beverages社が製造・配送・販売を担当する。両社は独自価値を有する商品の取り扱いを通じて相互にメリットを享受できるパートナーシップを見込む。

14億人超の人口を抱えるインドの清涼飲料市場は南アジア地域で最大規模を誇り、2025年までの10年間で、数量ベースで約2.3倍に成長している。今後も人口増加や中間富裕層の拡大、健康志向の高まりなど、さまざまな成長機会が期待される市場とされる。

Varun Beverages社は1990年代にインドで設立され、米国を除くと世界で2番目の規模を誇るPepsiCoのボトラー企業。国内外に53の製造拠点を有する。アサヒグループは同社の製造能力とインド全域にわたる販売網を活用し、事業を展開する。

アサヒグループは「中長期経営方針」で掲げる「ビールを中心とした既存事業の成長と新規領域の拡大」の一環として、現地企業とのパートナーシップを活用した事業拡大を通じ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指す。