かどや製油 化粧品事業へ参入し、セサミオイル使用のスキンケアブランド立ち上げ

ごま総合メーカーのかどや製油(東京都品川区)は2023年7月31日、ごまを使ったスキンケアブランド「SESALIS(セサリス)」を新たに立ち上げ、化粧品事業へ参入した。第一弾として、保湿効果が高いセサミオイルを贅沢に配合した「SESALIS モイスチャージェルクリーム」を公式オンラインショップのほか、同社が手掛けるごまの新しい魅力に触れられるカフェ「goma to」で発売する。

「SESALIS」は、「ごまがもつ力を通じて、からだの外側からも健康的に美しく」という想いのもとで生まれたブランド。灼熱の太陽に負けず力強く生を育むごまの生命力をもとに、自分らしく心地よくいられるスキンケアを提案する。第一弾の「SESALIS モイスチャージェルクリーム」はオイル成分として高保湿なセサミオイルのみを配合し、くすみや乾燥などの大人肌の悩みをケアするオイルイン・ジェルクリーム。同社は世界各地から集めたごまを自社で厳選し、搾り、圧搾後のオイルに含まれる不純物を取り除くといった数々の工程を経て、混じり気のないピュアなセサミオイルへと仕上げた。

かどや製油は1858年に小豆島で創業。代表商品の「かどやの純正ごま油」は、ごま本来の美味しさを大切に、ごま油100%の「純正ごま油」にこだわった、豊かな香りとコクをもつロングセラー商品となっている。2022年にはブランドコンセプト「ごまで、世界をしあわせに。」を新たに策定し、同年5月にはごまを通じたファンとの交流の場としてファンコミュニティサイト「ごまラボ」、6月にはごまの新しい魅力に触れられるカフェ「goma to」(東京都目黒区、月刊事業構想2023年4月号参照)をオープンしている。

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