ENEOS、鈴与商、静ガス 太陽光発電の自家消費支援の合弁設立

ENEOSと鈴与商事、静岡ガス(月刊事業構想2022年9月号参照)は、合弁会社「清水ソーラーエナジー」を2022年9月1日に設立し、事業を開始した。合弁企業では、静岡市における太陽光発電の自家消費支援事業を行う。

顧客が所有する住宅・店舗などの屋根に、初期費用はなしで太陽光発電設備を設置、その設備で発電した電気を顧客に供給する。余剰電力は、固定価格買取制度は使わずに、静岡市で消費する電源として用いる。3社がそれぞれ合弁会社の取次店として営業を行い、契約の締結などの窓口業務も担っていく。

また合弁会社は、静岡市が設立予定の「脱炭素先行地域推進コンソーシアム」に参画し、静岡市での再生可能エネルギーの普及を促進する計画だ。