ピエトロとベンナーズ 天然魚・未利用魚活用で連携協定を締結

未利用魚を活用したお魚サブスク「フィシュル」を運営するベンナーズ(福岡市、月刊事業構想2023年2月号参照)は2023年3月6日、「ピエトロ」ブランドのドレッシング製造やレストラン運営を行うピエトロと包括連携協定を締結すると発表した。 

今後、ピエトロレストランの9店舗で限定メニューとして、ベンナーズが漁師から直接仕入れる九州・玄界灘近海でとれた天然魚や未利用魚を使用したメニューを展開する。また、今後は九州産の魚のみならず、全国の天然魚や未利用魚の活用も視野に入れているという。 

ベンナーズは「日本における食と水産業の発展」を企業理念に掲げているが、今回、天然魚・未利用魚をピエトロレストランでの商品展開に繋げることにより、日本の未来へ貢献しようという2社の想いが一致し、協定締結に至った。また、ベンナーズは現在、地方創生を目的に、魚の仕入れや加工において全国の産地とのネットワーク強化に注力しており、今回の連携協定によって地方産業成長への貢献を加速させることを目指している。

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