名鉄都市開発、ザイマックス 東海エリアの不動産事業拡大目指し資本業務提携
名鉄都市開発グループとザイマックスグループは、2023年7月1日付で資本業務提携する。東海エリアを中心とした不動産の運営・管理事業の拡大・強化を目的としたもの。2023年6月20日に発表した。
名鉄グループの名鉄都市開発では、名鉄グループ中期経営計画における重点テーマの1つである「不動産事業の強化」を担い、名鉄都市開発子会社の名鉄ビルサービスを中心に不動産管理事業の強化を図っている。不動産管理事業を展開しているザイマックスグループは、子会社のザイマックス東海を中心にして、東海エリアを基盤とする企業と不動産マネジメントの観点から連携している。名鉄都市開発グループは2021年に名鉄プロパティマネジメントを設立、ザイマックスグループとの一部資本業務提携のもとで不動産運営事業の基盤を構築するなど、両グループはこれまでも協働していた。今回、不動産管理の領域において、名鉄都市開発がザイマックス東海へ24%の追加出資を実施することで計34%の資本参加をし、またザイマックス東海が名鉄ビルサービスへ34%の出資を実施することで、名鉄ビルサービスの事業競争力を強化する。
これらの資本業務提携により、名鉄都市開発グループは、ザイマックスグループが持つ知見・ノウハウと相互の経営資源を活かし、東海エリアを中心に不動産運営・管理事業の拡大を図る。ザイマックスグループは、総合デベロッパーである名鉄都市開発グループの不動産運営・管理領域におけるパートナーとして、多様な用途の不動産の価値向上に寄与しつつ東海エリアでの不動産マネジメント事業の拡大を目指す。