三井不動産 移動式ユニットによる遊休不動産活用事業を開始
三井不動産は2023年6月12日、移動式ユニットを活用した、都市部の遊休不動産の新たな有効活用事業「HUBHUB」を開始すると発表した。7月以降、東京・神奈川で4施設を順次開業し、都市部に新たな需要を生み出すことを目指す。
HUBHUBは移動式ユニットを活用し、サウナやBBQ、パーティー、シアター、フィットネスジム、プールなど、自宅では実現しづらい様々なコンテンツを生活圏内に提供するサービス。三井不動産の事業提案制度「MAG!C」から創出された新規事業であり、2021年7月に事業会社としてShareTomorrowを設立、同年11月から実証実験の場として「HUBHUB 日本橋人形町」を開設し、事業性を検討してきた。
7月以降、JR山手線の鉄道高架下を利用してサウナ・デジタルシアター・カフェの機能を提供する「HUBHUB 御徒町」、サウナとBBQができるユニットで構成された「HUBHUB 横浜天王町」などを順次開業。今後は全国に拠点を増やすとともに、三井不動産グループが取り組む諸事業と組み合わせることで、幅広く新しい暮らし方を提案することを目指していくという。
HUBHUB百合ヶ丘のサウナユニット