国土交通省「公務員アーバニストスクール」を開講 8/12まで参加募集
国土交通省は2022年7月19日、自治体職員等を対象としたオンライン講座「都市を創生する公務員アーバニストスクール」を9月から開講すると発表した。都市行政の専門性と都市生活者の視点をあわせ持つ「アーバニスト」としての素養を高め、当事者として主体的に都市・地域経営や官民連携によるまちづくりを推進できる公務員の育成を目指す。エリアマネジメントや都市アセット活用、コミュニティ形成などの第一人者が講座を担当する。
対象は、市区町村、都道府県、国等の行政機関の職員で、定員は200人を予定。参加無料。8月12日まで募集し、9月~1月にオンラインで講座を配信する。
講座は、アーバニストとしての素養やまちづくりの基礎的知識等を学ぶ「必修講義」と、様々なパターンの実践事例から官民連携のプロセス等を学ぶ「選択講義」で構成。東京大学大学院工学系研究科の中島直人准教授(都市デザイン論)、ブルースタジオの大島芳彦氏(リノベーションまちづくり)、ワークヴィジョンズの西村浩氏(都市アセット活用)など約20人の民間実践者や自治体職員、大学有識者が講師を担当。「つくる」視点から「つかう」視点に重点をシフトするために、官民連携の考え方や公共空間の活用事例を学ぶ。