味の素「きょうは主役のだし粉」 プロジェクト成果報告会 “クラシコム流”を学び商品化

(※本記事は「食品新聞」に2025年4月16日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

味の素の岡本達也MDC長(前列右)とクラシコムの青木耕平社長(後列左から2人目)及びプロジェクトメンバー
味の素の岡本達也MDC長(前列右)とクラシコムの青木耕平社長(後列左から2人目)及びプロジェクトメンバー

味の素社は、昨年6月に企業のマーケティングをサポートするクラシコム(東京都国立市、青木耕平社長)と協働で「暮らしの素プロジェクト」をスタート。両社で企画した「きょうは主役のだし粉」が3月31日より通販サイトで発売したのを踏まえ、プロジェクト内容を社内で共有するため、味の素のマーケティングデザインセンター(MDC)主管の成果報告会を開いた。

クラシコムのD2Cビジネスのノウハウと、味の素のブランド力・商品開発力を生かした「きょうは主役のだし粉」は、料理や食材にそのままかける“ふりかけダシ”タイプの商品で、生活者のインサイトに着目して開発された(一部既報)。原料のかつお節は、味の素がかつおのサイズ、脂肪量、焙乾条件、薪の産地などにこだわり、老舗のかつお節店と開発。かつお節と昆布の粉末だしに加え、アクセントに削り節も入れ、おいしい食感を実現した。74g、税抜き1500円、4月30日まで期間限定で発売。

プロジェクトメンバーは味の素の3名、クラシコムの3名で構成され、両社とも初の取組み。成果報告会では商品そのものより、それぞれの観点からみた取組み姿勢やプロジェクトへの想いなどを中心に発表した。

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