Quantum 地銀対象のスタートアップ・スタジオ実装サービスを開始
スタートアップ・スタジオのQuantum(東京都港区)は2023年7月12日、地域に起業エコシステムを構築することを目指し、地域銀行を対象に、スタートアップ・スタジオのメソッドを実装するサービスの提供を開始したと発表した。
同サービスでは、連続的に新規事業・ベンチャーを生み出していくスタートアップ・スタジオのメソッドを最大限に活用する。地域企業のネットワークや経営資源といった地域銀行の強みを引き出しながら、新事業とベンチャー創出のハンズオン支援に取り組む。その第1弾として、地域銀行を傘下に持つプロクレアホールディングス(青森県青森市)のビジネス創出プロジェクト「地域バリューアップスタジオ」に伴走し、年内のスタジオ発足を見据えた支援を行っていく。
quantumは、新規事業開発によって新しいプロダクト、サービス、ベンチャーを連続的に創り出すスタートアップ・スタジオ。2016年の創業以来、ベンチャービルダーとして自社事業を立ち上げるとともに、75社を超える企業やスタートアップ、大学等の研究機関と取組み、多様な新規事業を生み出してきた。quantumは世界最大のアクセラレーターコミュニティであるGlobal Accelerator Network (GAN)が運営するGlobal Startup Studio Network(GSSN)にアジアで最初にスタートアップ・スタジオとして認定されている。
地域銀行にスタートアップ・スタジオを内部組成するために必要な7つの要素