アイリスオーヤマ 自治体との初の包括連携協定を宮城県角田市と締結
アイリスオーヤマは2023年6月5日、宮城県角田市と包括連携協定を締結したと発表した。角田市には同社の本部機能を有する「角田I.T.P.(インダストリアル・テクノ・パーク)」が立地しており、自治体との包括連携協定の締結は同社初となる。
今回の協定によって、角田市とアイリスオーヤマは相互に連携し、両者が持つ様々な資源を活用し協働することで、角田市における市民サービスの向上や、環境対策等の地域課題の解決に資する取り組みを推進していく。今後、定期的な協議を通じて、環境対策や防災・減災対策の促進、地域産業の振興、教育・人材育成、地域福祉といった多様な分野での連携を予定している。
アイリスオーヤマ代表の大山晃弘氏は、「当社は1991年に角田工場を設立し、32年間お世話になっております。市に恩返しをしたいという想いで様々な協定を通じて支援をさせていただいてまいりましたが、今後さらなる地域社会の貢献に何ができるだろうかと考え、包括連携協定を結ぶことを決定しました。この協定を機に、さらに社会貢献し、さらなる企業発展につなげていきたいと考えております」と語っている。
左より、宮城県角田市長 黑須貫氏、アイリスオーヤマ代表取締役社長 大山晃弘氏