SIPストアの成功事例を水平展開 人流回復も戻りきらず定着化する在宅勤務などに着目
(※本記事は「食品新聞」に2025年1月12日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

セブン‐イレブン・ジャパン(SEJ)は新コンセプト店舗「SIPストア」で得られた成功事例を順次水平展開していく。
水平展開について、24年12月18日取材に応じた永松文彦社長は「焼成パンやドーナツ、紅茶といった出来立て商品を拡大していく。加えて、納豆や豆腐といった生活デイリーや冷凍食品も広げていく」と語る。
加盟店との共生を前提に拡大していく考えで、通常面積の直営店舗にSIPストアのエキスを入れたものをまずテストし、さらに加盟店にも拡大していく。
この基盤となるSIPストアそのものについては「全国約2万1000店舗が拡大均衡していくためのテスト店」と位置づけている。
この考えのもと「セブン-イレブン松戸常盤平駅前店」(千葉県松戸市)がSIPストアに選定された。SIPストアオープン後、目と鼻の先に競合スーパーが出店したことも「織り込み済みだった」という。
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