アスエネ 温室効果ガス排出量管理サービス「アスゼロ」を始動

気候変動テックベンチャーのアスエネは、新サービスとしてAIなどのテクノロジーを活用したSaaS プラットフォーム型温室効果ガス(GHG)排出量クラウドサービス「アスゼロ」をリリースした。2021年8月26日に発表した。

「アスゼロ」は、脱炭素に取り組みたい企業・自治体などを対象に、温室効果ガス排出量/カーボンフットプリントの算定・報告・削減・カーボンオフセットなどを支援する。自動化により煩雑な業務工数を削減でき、安価な料金設定によりコストも抑えられるという。

サービスの特長としては、(1)企業・自治体の自社だけではなくサプライチェーン全体(Scope1-3)でのGHG排出量のデータ回収・算出を自動化して、業務工数を削減、(2)AI・テクノロジーを活用したGHG排出量の分析、CDP・SBT・省エネ法などへの報告の代行、(3)GHGの排出原因に応じた再エネ100%電力提供、省エネなどの最適な手法の提案、など。

今後、AIおよびブロックチェーンなども活用して、自動化の徹底、高い非改ざん性と証明力を備え、使いやすさを追求する計画。また、日本だけではなくグローバルでの展開や、Internal Carbon Pricing(社内炭素価格、ICP)機能の導入を目指していく考えだ。

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