チョコレート市場にカカオショック 明治、原料で100億円のコスト増

(※本記事は「食品新聞」に2024年11月20日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

川村和夫社長
川村和夫社長

明治HDは、カカオ原料高騰への対応を急ぐ。

カカオショックによる原料コストの影響額は今期100億円規模に達する見通し。10月から市販用チョコレートで価格改定を実施し値上げによる数量への影響も懸念されるが、カカオの希少性や価値発信などマーケティング投資を強化しチョコレート製品の需要喚起に努めていく方針を示した。

上期の食品セグメント売上高は4554億円(2.2%増)、営業利益276億円(6.9%減)。利益面では、相場影響を受けやすいカカオバターの高騰が響いた。

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