高付加価値なインバウンド観光地域づくりへモデル地域を募集 観光庁
観光庁は2022年8月19日、「地方における高付加価値なインバウンド観光地域づくり」のモデル観光地を公募すると発表した。対象は観光地域づくり法人(DMO)などの民間事業者や、自治体が連携した組織・協議会。募集期間は10月21日まで。2022年度末までに全国10か所程度のモデル観光地を選定し、2023年度以降、施策を集中的に実施する。
観光庁は本年5月に「地方における高付加価値なインバウンド観光地域づくりに向けたアクションプラン」を策定。訪日外国人旅行者の約1%にとどまる高付加価値旅行者(着地消費100万円以上の旅行者)を地方へ誘客し地方創生を図る計画をとりまとめた。
プランでは、①高付加価値旅行層にも訴求力のある魅力的コンテンツの発掘と商品造成、②上質なインバウンド宿泊施設、③高付加価値旅行層のニーズを満たすガイドやホスピタリティなどの人材、④有力な高付加価値旅行者誘客人脈へのコネクションが地方の課題になっていると指摘。モデル観光地に対してこれら4点を集中的に支援する。
申請は観光庁HPで受け付けている。
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