農業AI開発のきゅうりトマトなすび 農業AIエージェント「ノウノウシリーズ」を開始

東京大学発農業AIスタートアップのきゅうりトマトなすび(東京都文京区)は2026年1月27日、生成AI(LLM)技術を活用したAIエージェントサービス群「ノウノウシリーズ」の提供を開始すると発表した。ノウノウシリーズは、農業現場の意思決定に必要な情報収集・整理・実行を、対話を起点に支援するサービス。同社独自のアルゴリズムにより、日本の農業現場に即した回答精度と運用性の両立を目指す。

ノウノウシリーズでは、まず「ノウノウチャット・ノウノウハブ」「ノウレコ」を提供。「ノウノウチャット・ノウノウハブ」は、24時間365日農業に関する相談ができる対話型サービスで、地域や品目などの前提条件に応じた回答最適化を行い、日々の営農判断を支える。「ノウレコ」は、作業・生育・病害虫・資材投入などの記録を自動的に蓄積し整理するAIエージェントで、チーム内共有や振り返りを支援する。そのほか、営農計画とタスク支援の「ノウプラ」、生育診断・病虫害モニタリングの「ノウノウビジョン」へと順次サービス拡大を予定している。

きゅうりトマトなすびは2023年に設立した、農林水産業に特化してAIソリューションの研究開発から現場実装まで一気通貫型のソリューションを提供するスタートアップ。同社は、これまで農林中央金庫グループのAgriweBと連携し、農業特化型生成AIサービスの提供を進めてきた。今回、より農業現場に即した栽培アシストを実現するため、知識・記録・計画・分析を一気通貫で扱えるAIエージェント基盤として、ノウノウシリーズを開始した。