食品用プラ循環拡大へ キユーピーら6者がケミカルリサイクル実証開始
(※本記事は「食品新聞」に2025年3月3日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

茨城県で食品用プラスチック容器の「ケミカルリサイクル」を推進する実証実験がスタートした。
自治体やメーカーなど6者は2月14日に包括連携協定を締結し、キユーピー製品のプラ容器をリレー形式でつなぐ「プラリレープロジェクト」を発表。取り組みを通じて、必要な廃棄物の質と量など循環体制構築に向けた課題を検証する。参加するのは鹿嶋市、キユーピー、カスミ、リファインバース、三菱ケミカル、東洋製罐グループホールディングス。
プラスチック容器は、分別しやすいPETボトルは洗浄・粉砕・融解を経て「マテリアルリサイクル」ができる一方、ポリエチレンやポリプロピレンなど判別・リサイクルが難しい素材は焼却されることが多い。食品関連では、食品衛生法により再生資源の使用がほぼ飲料に限られてしまうことも循環の障壁となっている。
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