JALと上士幌町 関係人口創出へ「航空サブスクプラン」の実証実験開始

北海道上士幌町は日本航空と連携して関係人口拡大に取り組んでいるが、ワーケーションを目的に上士幌町に来る人を対象に、航空券のサブスク権の提供を行う実証実験を2023年10月16日より開始すると発表した。一定の期間内で航空路線が乗り放題になることで来訪のハードルを下げ、二拠点居住の推進や、新たな関係人口の創出を目指す。 

サブスクプランの利用条件は、「往路が羽田空港発のとかち帯広空港着、復路がとかち帯広空港発の羽田空港着のJAL便限定」「法人での申込の場合は1企業最大3名」「居住地が道外」「往復の間に1回以上町内のテレワーク施設を利用」「往復の間の滞在期間中は上士幌町内に宿泊する」など。料金は12万1000円(税込)/名、申込受付期間は2023年10月16日(月)〜2024年2月29日(木)、対象期間は初回搭乗日から60日間(搭乗は2024年3月31日まで可能)。

上士幌町長の竹中貢氏は、「このたび日本航空様との連携により、首都圏の方々を中心に『上士幌町と二拠点で働く』がより身近となるサービスを開始いたします。かみしほろシェアOfficeや町内のテレワーク施設の利用者を対象とした航空券のサブスクモデル、これは地方自治体が提供するテレワーク、ワーケーションのサービスとしては大変珍しい取り組みとなります。この機会を利用し、持続可能なまちづくりを実践する上士幌町へぜひお越しください」とコメントしている。

上士幌231017 

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