実験設備・技術シェアのCo-LABO MAKER 1億円を資金調達

Co-LABO MAKER(仙台市)は、株式投資型クラウドファンディングや金融機関からの融資、日本政策金融公庫の新型コロナ対策資本性劣後ローンで、総額約1億円を資金調達したと2022年5月2日に発表した。

同社が運営するプラットフォーム「Co-LABO MAKER」では、研究開発に必要な設備などのリソースシェアリングをしている。利用者は、外部の研究開発リソース(実験スペースや設備、人材)を活用でき、またリソースの提供者は、既に保有している資産から収入を得たり、連携先や研究成果を獲得する機会を得られる。

調達した資金は、まず取引システムの開発加速に充てる。大学連携や共同研究、法務規約などの契約締結をデジタル化し、半自動的に行えるようにする。また、人材採用による組織力強化も実施し、連携パートナーの拡充による事業拡大を目指す。

実験室イメージ