サブスク×訓練で「想定外」に備える 三井不動産が新会社設立

BCP(事業継続計画)は策定されていても、災害時、本当に機能するのか?そんな危機感から、災害時の「対応力」の強化支援に乗り出した会社がある。三井不動産がITコンサルティングのフューチャーと共同で2023年1月に設立したアンドレジリエンスだ。

伏木 宏之(アンドレジリエンス 代表取締役社長)

BCP(事業継続計画)とは、企業などの組織が自然災害、大火災、テロ、サイバー攻撃などの緊急事態に遭遇した場合に、損害を最小限にとどめつつ、事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画だ。しかし。綿密なBCPを策定し、行動マニュアルを整備しても、いざ実際に災害が起こった時、適切な行動ができなければ計画倒れになる。

そんな課題に着目して生まれたBCP運用支援サービスが、「&Resilience(アンドレジリエンス)」だ。日本初の定額・会員制BCPコンサルティングサービスであり、計画策定後の運用フェーズにおける対応力の強化に特化し、シナリオにもとづき災害を疑似体験するシミュレーション訓練などのメニューを提供する。

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