日立社会情報サ 生活者ライフログ解析・課題抽出サービスを発売

2021年4月14日、日立社会情報サービスは、生活者の行動で生まれるデータ(ライフログ)から課題を抽出し、生活者向けサービス事業者へ提供する「ライフデータ提供サービス」を発売したと発表した。

「ライフデータ提供サービス」では、IoT家電やウェアラブルセンサーを提供しているサービス事業者からのデータを利用して、生活者の行動を可視化・分析できるデータ解析を提供する。このような分析から、生活者の新たなニーズを発掘することを支援できると同社では期待している。具体的には、生活者へのサービスを提供する事業者に対して、ライフイベントログ解析(時系列ごとの行動分析)と、一定時間での行動イベントの密度を算出し、対象とするユーザーの密度と他人との行動偏差を分析できる特徴化分析(行動密度分析)を提供する。

活用シーンとしては、生活サポートサービスへの活用、人材の育成・自己啓発を行うサービスへの活用、生活者の興味や関心にフォーカスしたサービスへの活用など。価格はライフログデータサイズおよび取り込むデータ種類によって異なるが、初期導入費用は税込200万円からで、基本サービスは年額税込600万円からになる。日立社会情報サービスでは、2025年までに、ライフログデータを取得するユーザー数を10万人とすることを事業目標として掲げている。

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