JR北海道、JR東日本 新幹線で鮮魚・駅弁の定期輸送を開始

北海道旅客鉄道(JR北海道)と東日本旅客鉄道(JR東日本)は、ジェイアール東日本物流と連携し、北海道・東北新幹線による荷物の定期輸送を2021年4月15日から開始する。3社はこれまで、新幹線などで輸送した地域産品を首都圏の駅構内の店舗で販売するイベントを実施していた。

定期輸送では、新函館北斗駅に持ち込んだ商品を新幹線の業務用室内空きスペースに積み込み、東京駅へ輸送する。到着後は、東京駅構内の店舗や首都圏の飲食店舗に輸送し納品する。イカやホタテ、ホッケ、ウニなどの鮮魚と、北海道キヨスクが「駅弁の函館みかど」弁当工場で製造した駅弁が定期輸送の対象となる。また、新宿高島屋の催事で販売する朝どれアスパラガスや、鮮魚・寿司小売の魚力が直営店で販売する鮮魚についても、スポット輸送を予定している。

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