玉島信金 カット野菜工場の新設へ、官民ファンドと連携し投資

玉島信用金庫(岡山県倉敷市)は、はなまる青果(岡山県倉敷市)の工場新設に対して、「コンサルティング付擬似資本性ローン」等の融資を実行したことを、2021年3月31日に発表した。並行して、地域経済活性化機構のファンド運営子会社であるREVIC機構のファンド運用子会社であるREVICキャピタルが、ロングブラックパートナーズと共同で運営する「西日本広域豪雨復興支援ファンド」が、投資を実行した。

玉島信用金庫は、伴走型本業支援のかたちではなまる青果の創業期から深く経営に関与しており、今回も計画スタート時から関わってきた。立地選定、計画作成支援、各種中小企業支援策の活用支援等を実施している。加えて、玉島信用金庫の独自商品である「コンサルティング付擬似資本性ローン」の1号案件としてファイナンス実行をしている。

今回の投資により、地元の中小企業の生産性向上をサポートすることに加え、ポストコロナを見据えた変化に対応した事業構造転換を連携して支援していく。また、KPIの設定・管理など、経済合理的な意思決定を行うための環境整備の支援を連携して行う考えだ。

はなまる青果.png