総務省 2020年度の地域おこし協力隊、地域への定住は6割

総務省は、2021年3月23日、2020年度の地域おこし協力隊の活動状況を発表した。総務省の「地域おこし協力隊推進要綱」に基づく隊員数は5464人で、2019年度の5349人から115人増加した。農林水産省の交付金を活用した地域おこし協力隊(旧田舎で働き隊)の隊員数を含めると、5556人となる。

また、2020年度における地域おこし協力隊の受入自治体数は1065自治体で、2019年度の1071自治体から6自治体減少した。
2020年度の「地域おこし協力隊の定住状況等に係る調査」の結果も公表している。それによると、2020年3月末の時点で任期終了した隊員数は6525人で、2019年3月末の4848名から1677名増加している。任期終了後、約6割の隊員が同じ地域に定住した。同一市町村に定住した者のうち、就業は約4割、起業が約4割、就農・就林が約1割となっている。

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