ふくおかFG SDGs支援と投資専門の子会社をそれぞれ設立

ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は、SDGs支援子会社「株式会社サステナブルスケール」と、投資専門子会社「株式会社FFG成長投資」を設立することを2021年3月19日に発表した。両社とも設立は2021年4月1日を予定している。

FFGは2020年8月にサステナビリティ方針を掲げ、優先的に取り組む7つのSDGs重点項目を設定している。サステナブルスケールの設立は、その1つである「地域経済の健全な成長」に貢献するもの。SDGs支援子会社では、SDGs評価における新しい評価軸により、SDGsの取り組みを適切に評価し定量的に見える化・周知していく。これを通じて、地域社会・企業の持続可能性を重視した経営の転換、「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)」の実現に向けた取り組みを推進していく考えだ。

もう1社のFFG成長投資は、昨今の事業承継・事業再生に係る銀行の議決保有制限の規制緩和の流れを踏まえ、事業承継・事業再生に取り組む企業へ従来以上に資金提供や経営支援を行うために設立した。FFG成長投資が運営するファンドを通じた資本性資金の提供に加え、グループ内部のリソースを積極的に活用し、地域企業の価値向上に貢献していく考えだ。

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