TBM、ポピ― 石灰石主原料の「LIMEXフラワー」を発売へ

TBM(月刊事業構想2018年4月号参照)は、ポピー(横浜市)が運営する横浜ディスプレイミュージアムのアーティフィシャルフラワーに、石灰石を主原料とした新素材「LIMEX」が採用されたことを、2021年2月22日に発表した。アーティフィシャルフラワーの素材としてLIMEXが採用されるのは初めて。

アーティフィシャルフラワーは、生花をリアルに再現した人工的な花のこと。生花の持ち込みが禁じられている病院でのお見舞い用の花や、屋外で利用されるお墓参り用の仏花などに利用されている。

「LIMEXフラワー」は石灰石など無機物を50%以上含んでおり、従来のプラスチック製のアーティフィシャルフラワーと比較して、石油由来樹脂の使用を削減している。また、ポピー独自の成型技術により、軽量化も実現した。今回発売される4種類の「LIMEXフラワー」は、横浜ディスプレイミュージアムにて3月1日より販売開始予定だ。また、TBMの運営するECサイト「ZAIMA」においても、近日予約販売の開始を予定している。

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