愛媛県 障害者支援の「第1回えひめパラeスポーツ大会」を実施

愛媛県は、障害の垣根なく取り組むことができるeスポーツ大会「第1回えひめパラeスポーツ大会」を2021年2月20日にオンラインで開催した。

この大会は、県内10カ所のスポーツモデル施設(特別支援学校や障害者支援施設など)のデジタル化を進めつつ、各施設とコントロールエンター(県およびNTT西日本)とをオンラインで相互接続して実施した。「eスポーツの対戦・交流・視聴」ができる新生活様式に沿った新たな方法による開催を試みたものだ。

大会では、トーナメント方式の「ぷよぷよeスポーツ」と、基調講演や重度身体障害者のためのゲームデバイス紹介といった交流イベントを実施した。参加者は愛媛県内eスポーツモデル施設(10施設)の障がい者20名。大会の様子は、YouTubeで生配信するとともに、大会後にダイジェスト動画を作成し、配信した。

愛媛県は今回イベントの開催を契機に、障害者施設間同士の交流をより活発化させ、その後の地域の学校や企業、県外施設との交流拡大へつなげていく考えだ。

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