住宅ローンマッチングのモゲチェック 総額6.3億円を資金調達

住宅ローンマッチングサービス「モゲチェック」を提供するMFS(東京都千代田区)は、新生企業投資、中銀リース、ディープコア、日本ベンチャーキャピタル、伊藤忠テクノロジーベンチャーズの各社が運営もしくは関与するファンド5社を引受先とした第三者割当増資と、三井住友銀行からの融資を合わせ、総額6.3億円の資金調達を実施した。2021年2月15日に発表した。今回の資金調達により、累計調達額は約17億円となった。

「モゲチェック」は、テクノロジーとデータ分析を活かして、住宅ローン借り入れ可能額の判定・金融機関ごとの融資承認確率の推定・ユーザーにとってベストな条件の住宅ローン商品の提案などを行うサービス。サービス開始から約6年で、4万8000を超えるユーザーが利用している。

今回の資金調達により、人工知能技術の開発とマーケティングの強化を行う予定だ。具体的には、「モゲチェック」のデータ分析精度を高め、ユーザーと銀行の最適なマッチング率をさらに向上させるため、人工知能に精通するエンジニア採用に注力する。さらに、マーケティングを強化して、認知度向上を図る。コロナ禍で各分野のデジタル化が加速する中、ユーザー・金融機関・不動産会社における住宅ローン分野でのDX化を推進していく考えだ。

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