ENEOS、ZMP、エニキャリ デリバリーインフラ構築に向けて協業

今回の協業により、自動宅配ロボットをサービスステーションなどに配備し、食料品や日用品など幅広い商品を同時に一般消費者へ配送することができる独自のデリバリーインフラの構築を目指す。デリバリー需要が拡大する中で、配達員の人手不足解消や安全性の確保といったニーズに応えるもの。

デリバリーインフラの確立に向けた第一歩として、中央区佃・月島エリアにおいて、実用性を目指し、稼働率などのビジネス性検証および宅配プラットフォームとの連携やロボット公道走行などの技術可能性検証のための実証を行う。実証において、ENEOSは、エニキャリと共同構築する受注・集荷・決済等のプラットフォームを運営し、ロボットを活用した運送を行う。また、ロボットの充電・デリバリー拠点として、東新エナジー協力のもと、Dr.Drive月島SSに、ZMP製の自動宅配ロボットDeliRoを配備する。

実証を通じて、技術的およびビジネス面での課題を抽出し、2022年を目処に最適なシステム・ビジネスの設計・構築を行う。安心・安全・低コストなデリバリーインフラの提供や、自動走行ロボットを活用した様々なサービスを検討する考えだ。