近大病院、メドレー オンラインのセカンドオピニオン外来を開始

近畿大学病院は、2020年11月27日から、外来診療を行っている27診療科で、オンラインでのセカンドオピニオン外来を開始する。メドレー(東京都港区、月刊事業構想2017年8月号参照)が提供するオンライン診療システム「CLINICS」を用いる。

これにより、遠方の患者でも、主治医以外の医師にオンラインで相談し、納得して治療を受けられるようになる。まずは受診している医療機関の紹介状や検査データなど必要書類を近畿大学病院へ送り、その後CLINICSのアプリでアカウントを登録して受診を予約。ビデオチャットでセカンドオピニオンを受ける。健康保険適用外で、料金は60分以内の相談で4万4000円(税込)。

新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、オンライン診療が全国で普及し始めている。ただし、オンラインのセカンドオピニオン外来は関西の大学病院では初めての試みだという。 

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