「LIMEX」開発のTBM 20.6億円の資金調達を実施

2020年11月24日、TBM(月刊事業構想2018年4月号参照)は、20.6億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。

TBMは、石灰石を主原料とした、プラスチックや紙の代替となる新素材「LIMEX」を開発する企業。国内で5300以上の企業や団体で導入されているほか、既存設備で製造と活用ができる「LIMEX ペレット」の海外生産を本格的に開始し、中国・河南省やモンゴル、東南アジアなどでグローバル展開を推進している。2020年には、再生材料を50%以上含む資源循環を促進する素材「CirculeX」を立ち上げた。

今回の資金調達は、「LIMEX」や「CirculeX」といった環境配慮素材の用途拡大、資源循環を実現するサプライチェーンの強化を目的としている。TBMの環境配慮素材を活用したパッケージなど製品の共同開発や導入、店頭など販売チャネルにおける販売拡大、市場における認知拡大のためのマーケティング、回収・再生に向けたサプライチェーンの構築等にて連携を進めていく考えだ。

第三者割当増資の引受先は下記の通り。
・アデランス
・島精機製作所
・Spotlight1号
・摂津倉庫
・DCMホールディングス
・電通グループ
・日本コルマー
・薬王堂
・ヨドバシホールディングス など

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