せとうちDMO バイオベンチャーのセツロテックへ出資

せとうちDMO(月刊事業構想2017年5月号参照)を構成する瀬戸内ブランドコーポレーションは、セツロテック(徳島市)に対する支援を決定し、せとうち観光パートナーズが管理運営する「せとうち観光活性化ファンド」を通じて優先株式出資を実施した。2020年11月9日に発表した。

セツロテックは、徳島大学発のバイオベンチャーで、ゲノム編集技術を活用した実験用マウスの作製や畜産分野における新品種開発の研究事業を行なっている企業。ゲノム編集技術は、2020年のノーベル化学賞の対象となった技術として注目を集めている。

瀬戸内ブランドコーポレーションは、観光関連事業を通じて、ゲノム編集に対する社会的な認知度向上に取り組む。また、今後のゲノム編集技術を活用した地域産品の開発支援、瀬戸内地域の企業・自治体との連携を推進し、瀬戸内地域の経済発展への貢献を目指していく。

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