Saola、カタリバ 業務提携し外国ルーツ高校生向けネット講座開始

Saola(東京都渋谷区)は、 教育支援活動に取り組む認定特定非営利活動法人カタリバ(東京都杉並区)と業務提携に関する基本契約を締結したと2020年10月14日に発表した。Saolaは、国内外に向けたオンライン日本語学習プラットフォームを提供している企業だ。

業務提携により、 新型コロナウイルス感染症の流行拡大の下でも、外国ルーツの高校生がオンライン上で日本語教育を受けられるようになる。カタリバでは2019年から、外国ルーツの高校生のキャリア支援事業を手掛けていることから、オンラインで就職活動を支援することも可能になった。

両社は現在、都立高校に通う外国ルーツの高校生に対して、高校への出張型授業と学校外の相談場所を提供している。コロナ危機下の新しい支援方法としてオンラインでの伴走支援を行っているが、さらに生徒の意欲に応えるために、学習の進捗管理に優れた日本語学習プラットフォームSaolaを導入した。今回の業務提携で、全国の外国ルーツの高校生の日本語学習に貢献したい考えだ。都立高での支援では、日本語検定試験合格を通じて生徒の進路が決定するなどの実績も出ている。

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